鉄部塗装

こんな症状が出たら塗り替えサイン

塗り替えの必要性

玄関の扉やバルコニー手すりなど、アルミやスチールなどの素材がが使われている部分は、雨によって錆びたり腐食したりしていくので、定期的に補強していきましょう。

塗り替え時期の診断

鉄部の場合、塗膜の外観から劣化度合いを判断するには、一般的に光沢が消える→白亜化(チョーキング現象)→割れ発生→剥離と進行していきます。この現象の白亜化~わずかに割れの発生する段階が塗り替えに最も適切と判断してよい時期です。光沢が消えてきて美観が悪くなってきたからすぐに塗り替えとか、塗膜が剥がれてしまったから塗り替えようとすればコスト面と建物の耐久年数の保護の釣り合いが悪くなります。あくまで自然経過での目安なのでそのほかにもいろいろな要因での塗り替え判断は必要になってきます。そのほかの要因も何点かご紹介していきます。

サビ

サビ

鉄ならば必ずついてまわる症状です。何らかの原因で塗膜が傷み鉄表面が空気(酸素)を得ればそこにはサビが必ず発生します。水や塩が掛かればその劣化の早さは凄まじくあっという間に腐食してしまいます。

剥離・浮き

剥離・浮き

経年により樹脂の結合力が低下し、下地と塗膜の接着力が弱まることで起こる現象。また、過去に塗替えを行った場合、新築塗膜の劣化が進行しているとそこから剥離・浮きが発生するケースもあります。

変色・色落ち・汚れ

変色・色落ち・汚れ

雨、紫外線、熱、風により、塗装面に劣化が起こり、塗料の本来の機能が低下し、更なる劣化へと進んでしまいます。立地条件にもよりますが、耐候性の高い塗料を塗る事をお薦めします。

施工から完了までの流れ

鉄部塗装の基本工程は、「ケレン」「錆止め処理」「中塗り」「上塗り・完成」の各工程からなってます。

ケレン

ケレン1
ケレン2

まずは剥がれかかっている旧塗膜や錆を落とす作業をしていきます。

サビが残っているとそこからまたサビが出てくるので可能な限り落とします。

どんなにサビを落としても鉄部が空気に触れると目に見えないですがすぐに酸素と結合して表面をサビが出てくるので完璧は建築の塗装屋では不可能と言わざる負えません。

既存塗膜は活膜(新しい塗膜)の場合は密着を強くするための目荒らしをケレンといい、鉄部塗全般において最も重要な工程といえます。

錆止め処理

錆止め処理
錆止め処理

鉄部における下塗りの工程では主に錆止め塗料を使っていきます。

一般錆止め塗料やシアナミド鉛錆止め塗料など数ある種類の塗料から最適なものを選んで作業をしていきます。

中塗り

中塗り1
中塗り2

錆止め塗料は、下地に対する密着力や錆の抑制効果は優れているものの、紫外線に対して非常に弱いため、それに対する保護のため上塗り塗料を塗ります。

上塗り・完成

上塗り・完成1
上塗り・完成2

中塗りと同様の塗料を塗って仕上がりとなります。

言い換えると上塗り材を2回塗る事によって初めて適正な塗膜厚が確保され、その塗料の耐久性を十分に発揮されることとなります。

どんな塗料を使うの?

下塗り材

サビから鉄面を守る役割。これが一番大切なことです。鉄面で下塗りといえば錆止めと言い換えてもいいくらいです。ではどうやって鉄面をサビから守るのか材料によって方法はありますが代表的なものは、鉄面と強固に付着して腐食性物質の侵入をしにくくする。塗膜自体に耐水性、耐薬品性が優れている。錆止め顔料によってサビにくい環境をつくる。などがある。

エポキシ樹脂サビ止め

エポキシ樹脂サビ止め塗料の防錆性は下地に強固に付着かつ塗膜性能の良さによって発揮される。

シアナミド鉛サビ止め

鉛丹のサビ止めが昔は使われていましたが人体に有害性が認められたため使用がなくなりました。その鉛丹と同等の防錆効果を得られるのがシアナミドです。シアナミド鉛はサビ止め顔料の中で最もアルカリ性が高く、酸性雨などの中和能力が高く、優れた防錆性を発揮する。

変性エポキシ樹脂プライマー

エポキシ樹脂に変性樹脂を加えたサビ止めペイントで、塗り替えに多く用いられる。エポキシ樹脂サビ止めは塗膜、サビの完全剥離を前提にした下塗り塗料で、塗り替えには適用しにくい。変性エポキシサビ止めは変性樹脂を使用することで既存塗膜や強固に付着したサビが残っていても塗装できるよう設計されている。

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