塗装屋ブログ

塗装前の下地をキレイに!!【ケレン】【2種ケレン】湘南/有名ホテル・レストラン/鉄部塗装

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鉄部塗装のご依頼をいただいていました、湘南地区にあるレストランの鉄部塗装(下地調整・ケレン作業)を行いました!湘南地区は海が近いため塩害によるサビが発生します。特に海に近いこちらのレストランでは3年でサビがでてきてしましました。

外壁塗装は塗替え前の外壁に塗料を塗って終わりというわけではありません。外壁塗装、屋根の塗装をする前に塗装する面をキレイに整えることが大切です。

今回の現場は2種ケレン・・・

サビが発生している面積が30%以上の場合にディスクサンダーやパワーブラシといった電動工具を使って、サビや旧塗膜を削って前面除去します。電動工具が使えない場所は手作業で行います。
ケレンを行うと、塗装面がきれいに整えられることで仕上がりがとてもキレイになります。
またケレンによって細かいキズをつけることで、素材への塗料の密着度を高めることができ、塗料の効果も発揮させることができます。
今回使用しているのは「ブラストライカー」というハンドツール動力工具です。五角形のユニットの角隅に円筒状のブレード(鋭利な鋸刃様)を装着し、それぞれブレードが回転し、打撃を加えることでさびや旧塗膜を剥離します。

そして、2種ケレン以外にも『1種ケレン・3種ケレン・4種ケレン』があります。
一般的な戸建て住宅の場合は、2種ケレン・3種ケレン・4種ケレンの中から場所に応じて使い分けられています。

ちなみに…1種ケレンは

4種類の中でケレンの効果が高い種類になります。
劣化が激しい場合、研磨剤を圧縮した空気で骨材を吹付けて表面を磨くブラスト法や剥離剤という特殊な薬品を使って作業をします。ブラスト法は、粉塵が飛び騒音が大きいなど周辺への影響も大きいために、一般の戸建て住宅で使用されることは、ほとんどありません。

3種ケレン…

一般の戸建て住宅で最も採用されている方法になります。
サビが発生している面積が5%~30%程度の場合にワイヤーブラシやすり等の手動工具を使用しサビや旧塗膜を削って除去します。1種ケレンや2種ケレンと違うところは、旧塗膜のうちしっかり密着しているものは残すというところです。

このように密着が十分で、上から新しい塗料を塗っても支障のない塗膜を「活膜」といい、ヒビ割れたり膨れたりと防錆機能が失われた塗膜を「死膜」と呼んでいます。

4種ケレン…

4種類の中で一番軽微なケレンになり、サビや汚れが少ないときに採用されている方法です。サンドペーパーやワイヤーブラシなどを使い、活膜は残しサビなどが発生している所のみ除去します。
塗装面にキズをつけて、密着度を良くする目荒らしが目的の場合もあります。

このようにケレン作業は地味で労力のかかる工程ですが、しっかりと適切にケレンを行わないと塗膜が剥がれてしまうこともあります。せっかく機能が良い塗料を使用しても下地が悪いために塗膜の寿命が短くなってしまうなんて嫌ですよね。

弊社では下地調整・補修をきちんと行いますので安心してご依頼ください。また、気になることなどございましたら、どうぞお気軽にご相談・お問合せください!

弊社では、お見積り・診断は無料です!1級塗装技能士・樹脂注入技能士・1級建築施工管理技能士のトリプル国家資格保有者が責任をもって対応させていただきます。お見積りだけ、また相見積もりも大歓迎です!!

ご自宅の外壁塗替え・屋根塗替え・屋根遮熱塗装・屋上防水・ベランダ防水遮熱塗装・断熱塗装等の特殊塗装の際には、是非、横浜・戸塚・川崎・藤沢・鎌倉で創業50年近い歴史を持つ池田興商までご連絡ください。